課題の設定について
Moodle4.5
Moodle の「課題」は、学生にレポート等を提出してもらうための機能です。
このマニュアルでは、課題の設定について記載します。
目次
1 一般 6 グループ提出設定 |
7 通知 |
1.一般
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課題名 *必須項目 | 課題の名称です。 |
説明 | 課題の説明です。どのような課題を提出するのか等を入力します。 「コースページに説明を表示する」にチェックを入れると、 コースページで課題の下に説明が表示されます。 ※後述の「利用>常に説明を表示する」が有効になっている場合、 開始日時前にも表示されるので注意してください。 |
活動 インストラクション |
課題の説明です。ここに入力した内容は、学生の課題提出ページに表示されます。 |
追加ファイル | 課題に必要なファイル(テンプレートや参考資料等)を掲載することができます。 課題提出ページにのみファイルを表示したい場合、 「提出中のみファイルを表示します。」にチェックを入れてください。 |
2.利用
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開始日時 |
課題の提出開始日時です。 開始日時より前は、説明や提出するためのボタンが表示されません。 無効にすると、課題作成直後から提出可能です。 |
終了日時 | 課題の提出期限です。 この日時以降も提出することが可能ですが、 課題一覧の画面で「●日遅く提出」と表示されます。 |
遮断日時 | 有効にすると、この日時以降は課題を提出することができなくなります。 |
次の日時まで 私に評定を思い出させる |
評定の締切日を設定することができます。 有効にすると、教員のダッシュボードで通知されます。 (カレンダー、直近イベント、タイムライン等) |
常に説明を表示する | 有効にすると、開始日時前でも課題の「説明」を閲覧することができます。 |
3.提出タイプ
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提出タイプ |
オンラインテキスト:ブラウザ上で直接入力する 例えば「〇〇について100字以内で記入せよ」という課題であれば「オンラインテキスト」、 また、片方だけでなく両方を受け付ける設定にすることもできます。 |
語数制限 |
「オンラインテキスト」を有効にしている場合に設定可能です。 ※スペースで区切ったものを1語とみなすため、英語での使用が基本となります。 |
最大アップロード ファイル数 |
「ファイル提出」を有効にしている場合、提出するファイル数を制限することができます。 (最大20個まで) |
最大提出サイズ | 各学生が1度の提出でアップロードできる最大のファイルサイズです。 |
許可される ファイルタイプ |
提出させるファイルの種類を制限することができます。 例えばPDFファイルやWordファイルのみ添付可能にすることができます。(複数設定可能) |
4.フィードバックタイプ
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フィードバック タイプ |
提出物の評価をフィードバックする際に利用できる設定項目です。 フィードバックコメント: 点数を付ける以外に学生へフィードバックコメントを返すことができます。 PDF注釈: 学生が提出したオンラインテキストとファイルから自動でPDFが生成されます。 PDF上にコメント等を書込み、学生にフィードバックとして返却することができます。 ※提出されたファイルによってはうまくPDF化することができない場合があります。 ※注釈で日本語を入力すると文字化けする場合があります。 フィードバックファイル: フィードバックする際にファイルを添付することができます。 オフライン評定ワークシート: 評定用のワークシートをダウンロード/アップロードできるようになります。 このワークシートでは、オフラインで採点した結果をMoodleにアップロードでき、 また「オンラインテキスト」の提出内容も一覧表示されます。 <参考Q&A> |
コメント インライン |
Yesにすると、学生がオンラインテキストに入力した文章がフィードバックコメントの入力欄に ※コピーされた内容を編集しても、学生が提出した内容は変更されません。 |
5.提出設定
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学生に提出ボタンの クリックを求める |
Yesにすると、学生は提出時に「課題を提出する」ボタンのクリックが 「課題を提出する」をクリックする前は「下書き」状態となります。 |
学生に提出同意書の 同意を求める |
Yesにすると、学生は課題を提出する際に、 「他の人の作品であると私が認めたものを除き、この課題は私自身の作業の結果です。」 というチェックボックスにチェックを入れないと提出できなくなります。 |
許可された提出回数 | 学生が課題を再提出できる最大回数の設定です。 無制限/1~30 |
提出許可 | 学生に再提出を許可するタイミングの設定です。 手動/自動/合格するまで自動 「許可された提出回数」が「2」以上もしくは「無制限」の場合に設定可能です。 詳細は、マニュアル「課題の再提出について」を参照してください。 |
6.グループ提出設定
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学生がグループで提出する | 学生に、グループ課題を提出させることができます。 Yesにすると、以下の設定項目が表示されます。 |
提出にグループを必要とする | Yesにすると、どのグループにも所属していない学生は 課題を提出できなくなります。 |
グループメンバすべての提出を 必要とする |
Yesの場合、グループ提出したとみなされるには、 Noの場合、グループメンバーの誰かが提出すれば、 |
学生グループのグルーピング | この課題で利用するグルーピングを選択できます。 |
※グループは、「コース名下の「参加者」 > 「登録済みユーザ」のプルダウンから「グループ」」で作成およびメンバー登録を行うことができます。
7.通知
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評定者に提出を通知する |
Yesにすると、学生が課題を提出すると評定者にメールが送信されます。 |
提出期限後の提出に関して 評定者に通知する |
Yesにすると、学生が遅れて課題を提出した際に評定者にメールが送信されます。 |
「学生に通知する」の デフォルト設定 |
評定画面の「学生に通知する」というチェックボックスのデフォルト設定です。 Yesにしていても、実際の採点時に個々にNo(通知しない)にすることもできます。 |
8.評点
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評点 |
評点のタイプを以下から選択します。 「尺度」は独自の評価を利用することが可能です。 |
評定方法 |
評定方法を以下から選択します。 |
評定カテゴリ | この課題が入る評定のカテゴリを選択します。 評定カテゴリは「評定表セットアップ」で設定します。 |
合格点 | 合格点の設定です。(必要なければデフォルトでよい) この値はコース完了や評定表で利用され、合格は緑色、不合格は赤色に ハイライトされます。 |
匿名送信 | Yesにすると課題一覧で参加者名が秘匿され、誰の提出物かわからない状態に なります。 採点終了後、課題名下の「学生の個人情報を公開する」を実行すると一覧に個人名が 表示され、同時に評点が学生に開示されます。 |
学生から評定者IDを 隠す |
Yesにすると、学生には採点者が秘匿となります。 |
採点ワークフローを 使用する |
Yesにすると、評定時に学生に評定が返される前にワークフローステージに 移行します。 ワークフローステージに入ると、評定の開示が一時的に保留され、 開示タイミングを一斉または個別に調整できるようになります。 採点ワークフローステータス: 未採点/採点中/採点完了/レビュー中/リリース準備完了/リリース済み |
採点割り当てを 使用する |
「採点ワークフローを使用する」がYesの場合に表示されます。 コースに複数の採点者がいる場合、提出物に対して採点者を割り当てることができます。 |
匿名で採点しながら 評定を一部公開 できるようにする |
「匿名送信」および「採点ワークフローを使用する」がYesの場合に表示されます。 Yesにすると、匿名で採点しながら評定の一部を公開することができます。 |
9.モジュール共通設定
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利用 |
コースページに表示する: コースページで秘匿する: コースページに表示せずに利用可能にする: |
IDナンバ | 評定表での計算等に利用します。(必要なければ空欄でよい) |
言語の強制 | この課題におけるシステム言語を強制したい場合に設定します。 強制しない/English(en)/日本語(ja) |
グループモード |
分離グループ/可視グループの設定ができます。 |
グルーピング | グループモードを設定する場合、使用するグルーピングを指定できます。 |
グループ/グルーピング アクセス制限を追加する |
クリックすると、後述の「利用制限」に以下のような制限が追加されます。 グループモードのみが指定されている場合: 何れかのグループに入っているユーザのみがアクセスできる制限 グルーピングが指定されている場合: 指定のグルーピングに該当するユーザのみがアクセスできる制限 |
10.利用制限
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※詳細はマニュアル「利用制限の設定方法」を参照 |
11.完了コンディション
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※詳細はマニュアル「完了コンディション」を参照 |