Moodle4.5

MoodleのバージョンUPによりマニュアルの内容と多少異なることがありますが適宜読み替えをお願いします

目次

課題の再提出について

提出物の「編集」について

課題の初期設定では、学生は提出している課題をいつでも編集することができます。
したがって学生に再提出を求める際、「提出を編集する」で学生に再提出させることもできますが、前回の提出物はそのまま残しておき、新たに再提出させたいという場合には「許可された提出回数」および「提出許可」という設定を行います。

<学生視点>

 

「許可された提出回数」および「提出許可」について

「提出許可」は、「許可された提出回数」が「2」以上(無制限含む)の場合に設定できます。「提出許可」を設定すると、『提出された課題をアーカイブし、新たに課題を提出させる』ことができるようになります。つまり、前回の提出物は保持され、学生が編集をすることはできなくなります。

設定方法

課題の設定画面を開き、「提出設定」の項目で設定します。

「提出許可」の選択肢
手動 教員が手動で「別の提出を許可する」ことができます。
※採点しただけでは「別の提出を許可」されません。
自動 採点を行うと、自動的に「別の提出を許可」されます。
合格するまで自動 採点時の評点が、課題に設定された合格点に達しなかった場合、自動的に「別の提出を許可」されます。
合格点を設定する必要があります。

※提出許可の設定のみだと「別の提出を許可」するまでは自由に編集可能となります。
 編集を禁止したい場合の設定はこちらをご覧ください。

再提出をさせる方法

提出許可が「手動」の場合

以下の2つの方法があります。

個別の[評点]の画面で、「別の提出を許可する」のプルダウンを「Yes」に変更して保存する



提出一覧画面で、ステータス欄の [︙]ボタン > 別の提出を許可する をクリック

これで現在の提出がアーカイブされ、学生は新たに課題を提出できるようになります。

<学生視点:「別の提出を許可」後の課題>

 

提出許可が「自動」または「合格するまで自動」の場合

個別の[評点]の画面で「●点中の評点」に点数を入力して保存します。
自動」は保存した時点で、「合格するまで自動」は評点が設定した合格点に満たない場合に、課題が再提出可能な状態になります。

<合格点の設定方法>

「合格するまで自動」を選択した場合、「合格点」を設定する必要があります。
課題の設定画面の「評点」の項目で、「合格点」を入力してください。
※「合格点」を入力しないで保存すると自動的に「0点」となり、提出許可が設定されていないのと同様になります。
 

再提出を通知する方法

学生の提出にフィードバックを行う(メール通知)

再提出の指示をフィードバックコメントに入力してください。

個別の[評点]の画面で評点やフィードバックコメントを行い保存すると、フィードバックがあったことが学生にメールで通知されます。

※保存ボタン左側の「学生に通知する」にチェックが入っていない場合は、チェックしてから保存してください。

 

付録

教員が提出物のアーカイブを確認する方法

教員が提出物のアーカイブを確認する方法について説明します。

  1. アーカイブを確認したい学生の[評点]の画面を開き、ページ下部の[異なる提出を表示する]をクリック


  2. ポップアップ画面で見たい提出物を選択し、[表示]をクリック

※アーカイブは、提出回ごとに教員の評点やフィードバックコメント、評定日時などを保有しています。
※アーカイブに対して、教員は編集が可能ですが、学生は編集することはできません(「提出コメント」の追記は可能)。
 

提出物の編集を禁止する設定

途中(採点後など)から禁止する

提出された課題について、これ以降は変更(編集)を禁止したいという場合は、提出一覧画面で、ステータス欄の[︙]ボタン > 提出の変更を禁止する を選択します。

一括で操作を行いたい場合は、画面左側のチェックボックスで対象者を選択すると、画面下部に一括操作メニューが表示されます。ここで「ロック」を選択すると、一括で編集を禁止することが可能です。

最初から禁止する(下書きは編集可能)

学生は課題の「下書き」をすることができ、提出を行うと編集ができなくなる設定です。 「下書き」の間は編集可能です。

※学生は、提出物を入力して[この状態で提出する]をクリックすると下書き状態になります。その後、課題画面で[課題を提出する]をクリックすることで提出が完了します。

設定するには、提出設定で「学生に提出ボタンのクリックを求める」を「Yes」にしてください。

※「許可された提出回数」は「1」(提出許可は未設定)だが例外的に再提出をさせたい、というような場合には、教師は「下書きに戻す」操作を行うことが可能です。

Last modified: Tuesday, 20 May 2025, 3:22 PM