小テストを作成する
目次
概要
小テストは、様々な問題タイプのテストを作成することができます。
コース上に「小テスト」(枠/入れ物のイメージ)を設置し、その中に「問題バンク」(管理ブロック > 問題バンク)に登録されている問題を配置していきます。
ただし、小テストに配置した問題は実体ではなく、問題バンクの問題を参照している形になることに注意してください。 (例えば、下図の小テスト1の中で問題Aを編集すると、小テスト2に配置されている問題Aも書き換わってしまいます。)
小テスト作成の流れ
多肢選択問題の小テストを下記の流れで作成します。
- 小テストを作成する
- 問題を作成し、小テストに追加する
※ ここでは小テストを先に作成していますが、あらかじめ「問題バンク」に問題を作成しておき、あとから小テストに追加することもできます。
1.小テストを作成する
- 「小テスト」を作成したいセクションの[活動またはリソースを追加する]をクリック
- [小テスト]をクリック
- 新しい小テストの追加画面で、「名称」を入力
- をクリック
「第二章 活動」に小テストが作成されました。
次に問題を作成します。
2.問題を作成し、小テストに追加する
- 問題を追加したい小テストをクリック
- [小テストを編集する]をクリック
- [追加]から[新しい問題]をクリック、[多肢選択問題]を選択し、[追加]をクリック
- 「多肢選択問題の追加」画面で以下のように設定します
・問題名: サンプル問題1
・問題テキスト: 日本の首都はどこですか?
・選択肢の答え: 北海道 ・ 東京 ・ 大阪 ・ 熊本
・正解の選択肢の評点: 100%
- [変更を保存する]をクリック
問題が作成され、小テストに追加されました。
※ここで作成した問題は、実際には「問題バンク」に問題が登録され、小テストに問題バンク内の問題へのリンクが作成されたことになります。
<小テストを複製した場合の注意>
小テストを複製した場合、「小テスト」(枠)はコピーされますが、小テスト内の「問題」についてはリンクのコピーになるため、参照先の問題自体は同じもの(つまり複製されない)になります。したがって複製した小テスト内の問題を編集した場合、参照先の問題バンクの問題を編集することとなるため、複製元の問題も書き換わってしまいます。
複製元と違う問題を使用する場合は、小テスト内の既存の問題を一度削除したうえで、新たに問題を作成/登録してください。
※複製元の問題を基に新たな問題を作成したい場合、問題バンクで「問題の複製」を行うことが可能です。
小テストをプレビューする
- プレビューしたい小テストをクリック
- 「小テストをプレビューする」をクリック
※管理ブロックの「プレビュー」をクリックしても同じようにプレビューすることができます。
以下のように小テストをプレビューできます。
解答を入力したら、図のように[テストを終了する...]→[すべての解答を送信して終了する]→[すべての解答を送信して終了する]とクリックして進みます。
小テストが終了すると、学生は自分の解答内容を確認できます(レビュー)。
※レビュー画面でどのような情報(点数、正誤、正解 等)を表示するかは、小テストの設定「レビューオプション」で設定可能です。
よく利用される問題タイプ
問題タイプ | 詳細 | 問題サンプル |
数学的な問題 ※小テスト実施時に値と置き換えられるワイルドカードを使用した数値問題を作成可能 |
4.9+8.4の答えは? 解)13.3 |
|
1つの問題に対し、複数の選択肢から答えを選択 | 以下の国のうち、ヨーロッパにないものは? 1)フランス 2)スペイン 3)タンザニア 4)ドイツ 解)タンザニア |
|
解答一覧から正しい解答の組み合わせを選択 | 以下の首都とその国名の正しい組み合わせを答えなさい。 首都:東京、ローマ、パリ 国:日本、フランス、イタリア 解)東京-日本、パリ-フランス、ロー マ-イタリア |
|
テキスト内 (Moodleフォーマット) に以下のタイプの問題を挿入することが可 1.記述問題 欠落しているテキストの入力 2.多肢選択問題 解答の候補の中から正解を選択 3.数値問題 誤差の範囲内で正しい値の入力 |
1.記述問題 空欄に適切な言葉を入れなさい。 解)富士山 2.多肢選択問題 バニラアイスなどのバニラとは(ニラ・バラ・マメ・ラン)科の植物の仲間です。 解)ラン 3.数値問題 円周率の値を小数点以下第4桁まで答えなさい。 解)3.1416 |
|
問題に対して適切な言葉またはフレーズを解答 ※複数の正解がある場合でも、それぞれの答に対して、100%から「なし」までの異なる評点を与えることが可能 <自動採点:可> |
eラーニングを英語で表記しなさい 解)e-learning |
|
与えられた課題に対して作文形式の答を書き込む <自動採点:不可> |
eラーニングを実現するために必要な事についてあなたの見解を述べてください。 | |
数値を使用した問題(記述問題と類似) ※特定の数値以外に一定範囲の誤差を許すことが可能 |
筍の成長速度は最大で1日あたりどれくらいか 解)1.2m |
|
正誤問題 (○/×)を選択 | 日本の首都は東京である 解)○ |
|
ドロップダウンメニューを使った穴埋め問題 | ||
多肢選択問題の1つ 全問正解の場合のみ点数が入る |