誓約書を提出した人にのみ動画を見せる
Moodle4.5
MoodleのバージョンUPによりマニュアルの内容と多少異なることがありますが適宜読み替えをお願いします
小テストで誓約書を作成し、利用制限を用いて「誓約書を提出しなければ動画コンテンツへアクセスできない」という制限をつけます。
実装例
この例では、セクションに利用制限をつけることで、誓約書を提出した人にのみ、そのセクションの中のコンテンツが閲覧できるようにしています。
小テスト(誓約書)の作成手順
コース設定にて、完了トラッキング>完了トラッキングを有効にする>Yes と設定しておく
小テストの枠を作成する
- 「編集モード」を開始後、任意のセクションにて「活動またはリソースを追加する」をクリック
- 「小テスト」をクリック
- 新しい小テストの追加画面で下記のように設定をする
- 名称: 誓約書
- 合格点: 1
- 問題内部をシャッフルする: No
- レビューオプション:以下のチェックを外す
「個別フィードバック」
「全般的なフィードバック」
「正解」
「全体フィードバック」 - 完了コンディション: 要件を追加する>評定を受ける>合格点 と設定する
- 「保存してコースに戻る」をクリック
- (「評定を再計算する」が表示された場合は「続ける」をクリック)
小テストに組み込む問題(誓約書の文書内容)を作成する
- 小テスト(誓約書)を開く
- 「問題を追加する」>「追加」をクリックして「+新しい問題」を選択
- 「多肢選択問題」を選択し、「追加」をクリック
- 多肢選択問題の追加画面で下記のように設定する
(例)- 問題名: 誓約書
- 問題テキスト:このコースでのライブ授業や動画を、キャプチャして録画したり、録画したものをSNS等で公開したりしないことを誓約しますか。誓約しない場合は、このコースの受講は認められません。
- 単一または複数解答?:「単一回答のみ」を選択
- 答え:選択肢1 誓約します。 / 評点 100%
選択肢2 誓約しません。 / 評点 なし
- 「変更を保存する」をクリック
利用制限の設定手順
- 制限したいセクションの右側、縦三点リーダーから「設定を編集する」をクリック
- 利用制限の項目にある「制限を追加する」をクリック
- 「活動完了」をクリック
- 「選択...」のプルダウンから「誓約書」を選び「完了マークされる必要あり」とし「変更を保存する」をクリック
利用制限は各コンテンツ(URLやページ、フォーラム等)やセクションに設定することができます。
セクションに利用制限を付けると、そのセクション内に掲載しているコンテンツにも反映されますので、今回の例のように、誓約書を提出した人にのみ見せたいコンテンツはまとめて1つのセクションに入れておき、そのセクションに利用制限をつける、というような使い方ができます。
Last modified: Friday, 13 June 2025, 3:06 PM