第9回 熊本大学 eラーニング連続セミナー(2006年8月9日)
シリアスゲーム:デジタルゲーム技術を利用した教育課題への取り組み
日時:
2006年8月9日(水)17:00~19:00
会場:
総合情報基盤センター 3階 実習室 I (地図No.3)
講師:
藤本 徹 氏
ペンシルバニア州立大学インストラクショナルシステムズプログラム博士課程
「シリアスゲームジャパン」コーディネーター
ニンテンドーDSの「大人のトレーニング」の大ヒットに見られるように「ゲームで学ぶ」ことが注目を浴びています。
そこで、第9回eラーニング連続セミナーではアメリカで教育用ゲームやインストラクショナル・デザインの研究をされている藤本徹氏をお招きし、ゲーム、教育や学習そしてeラーニングの関係についてご講演いただきました。
教育用ゲームの開発や研究は、以前から取り組まれてきたテーマであるが、ここ数年で急速に、欧米の教育工学者、教授システム学者たちの間で注目度の 高いテーマとなってきている。その中心概念となっているのは「シリアスゲーム」という考え方であり、従来のエデュテインメントやゲーミング研究の取り組み を超えた形で、研究・実践が展開されている。その学習環境の捉え方や問題へのアプローチの仕方、開発プロジェクトの組み方は、インストラクショナルデザイ ナー、eラーニング講座開発者への示唆となる要素が多い。本講演では、シリアスゲームの概念的な解説と、開発事例の紹介を行ないながら、教授システム学の 視点から、シリアスゲームプロジェクトの取り組みを考察し、eラーニング講座デザインのヒントにするための議論を行なう。
・藤本氏のインタビュー (オンラインゲーム総合サイト Slash Games)
講演動画:
講演(学内専用)
終了しました。ご来場ありがとうございました。
Last modified: Thursday, 29 February 2024, 2:52 PM