第6回 熊本大学 eラーニング連続セミナー(2005年9月29日)
高等教育におけるeラーニング実践:信州大学および全国の先進事例から
日時:
2005年9月29日(木)17:00~19:00
会場:
くすの木会館レセプションルーム (地図No.14)
講師:
山本 洋雄 氏
信州大学高等教育システムセンター教授(e-Learning研究開発部門長)
信州大学におけるe-Learning活用教育
信州大学では平成15年度から全学e-Learning活用教育の準備をはじめ、平成16年度から運用を開始した。現在は全教員997名、全学生 14,000名のアカウントを登録して誰でも利用できる環境になった。
e-Learning活用教育を受講している今年度(平成17年度)前期の学生にアンケートを行った結果1,527名から回答があり、LMSの主な機能に関して有効との肯定的意見は60%から76%であった。「今後e- Learningを受講したいか」では59%が肯定的であった。
e-Learning活用教育の推進経過と今後の動向などを踏まえて報告する。
矢部 正之 氏
信州大学医学部教授(高等教育システムセンター共通教育企画部門長)
コンピュータ利用教育協議会(CIEC)副会長
e-Learningもいろいろ
―高等教育における様々な情報通信技術活用方法と今後の展望―
e-Learningに代表される教育における情報通信技術の活用は、K-12(初等・中等教育)から高等教育、さらに生涯教育にいたるまで様々な場面で行われ、様々な利用方法が提案、実施されています。その中で、高等教育におけるそれらの利活用は、教育全般で共通なものがあると同時に、高等教育特有の課題もあり、その場面にふさわしい目標と手法の設定が必要です。
高等教育における、情報通信技術の活用の現状と、各大学が描いている将来像を概観し、どのような利用方法が高等教育の改善に資するもので、そのためには、どのような取り組みが求められているのか、具体的な事例も交えて報告します。
講演動画:
講演(学内専用)
終了しました。ご来場ありがとうございました。