第17回 熊本大学 eラーニング連続セミナー(2009年7月14日)
eラーニングと生涯学習

日時:
2009年7月14日(火)17:00~19:00
会場:
熊本大学 くすの木会館レセプションルーム (地図No.14)
講師:
山西 潤一 氏
大阪大学大学院博士課程修了、工学博士。富山大学で、総合情報処理センター長、評議員、教育学部長、理事・副学長(教育)を歴任。学外では、教育工学分野で日本教育工学協会会長、日本教育工学会監事をつとめると同時に、富山インターネット市民塾理事長として生涯学習を推進
インターネット市民塾にみる学びの共同体
Elemental Learning, Virtual Reality, and Digital Games
富山インターネット市民塾はインターネットを活用しての学びの場を通して、日常の知恵や経験を伝えあうコミュニティです。専門的知識よりも、参加者が経験の中で築いてきた、生活に役立つ知恵の共有です。人に教えるという活動を通して、暗黙知としての知恵を、明示化し形式的な知にしていくこと。その教えるという行為が、自らの学びを深めています。そんな学び支援の市民塾システムとそこでの学びの可能性について考えます。
柵 富雄 氏
全国のインターネット市民塾の草分けで現在も最大規模である「富山インターネット市民塾」設立の立役者で、1998年に企画、通産省(当時)の公募事業に 採択され、「誰でもが講師になり、いつでもどこからでも講座を開設したり受講ができる仕組み」を実現。株式会社インテック勤務の傍ら、生涯学習分野を中心に活動し、文部科学省中教審委員もつとめる。
インターネット市民塾で展開される生涯学習
富山インターネット市民塾を立ち上げて10年。今では100を超える様々な講座があります。職業も、経験も、年齢も異なる人たちが、興味関心を一にして、講師と共に学ぶ活動に十万人以上の方々が参画されてきました。講座の受講や開講を通して、学びの輪が広がり、地域活動や地域を越えた交流が展開されてきています。市民塾の講座で展開される活動の具体を紹介し、インターネット時代の生涯学習のありかたについて考えます。
プログラム:
17:00 | 開会の挨拶 |
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17:05 | インターネット市民塾にみる学びの共同体 山西 潤一 氏 |
17:50 | 質疑応答 |
18:00 | 休憩 |
18:05 | インターネット市民塾で展開される生涯学習 柵 富雄 氏 |
18:50 | 質疑応答 |
19:00 | 閉会 |
講演動画:
開会の挨拶
安部 眞一(熊本大学副学長、eラーニング推進機構長)
開会の挨拶(学内専用、5分)
インターネット市民塾にみる学びの共同体
山西 潤一 氏
講演(学内専用、54分)
質疑応答(学内専用、6分)
インターネット市民塾で展開される生涯学習
柵 富雄 氏
講演(学内専用、44分)
質疑応答(学内専用、11分)
終了しました。ご来場ありがとうございました。