eポートフォリオ国際セミナー

セミナー
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    第3回 熊本大学 eポートフォリオ国際セミナー(2014年3月7日)

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    近年、高等教育機関を中心に、学習カルテ、教育カルテ、就活システム、学習ポートフォリオなどの様々な呼び名で eポートフォリオシステムの導入が急速に進んできており、教育工学他、国内の各学会、研究会においても"eポートフォリオ"と銘打たれたセッションや、発表も多く見られるようになってきました。それらは、国内の先駆的な機関における取り組み、eポートフォリオ関連の実践研究が着実な歩みを見せており、一つづつ成果を見せ始めている結果と考えられます。

    その一方で、まだまだ、導入したシステムを利用するための試行錯誤が続いており、成果を上げるまでには至っていない組織も多く見られるのが実情のように思えます。その大きな理由として、国内各機関において、eポートフォリオ利用に関する知見、事例の共有がまだ進んでいないこと、eポートフォリオ利用の意義やメリットが組織の構成員(学生、教職員)に十分に理解されていないこと等々が考えられます。

    本セミナーでは、教育・学習のみならず、組織や人事評価、教員相互による授業改善(FD)においても積極的にeポートフォリオを利用している先進機関において、実際にその業務に従事してこられた先生方をお招きし、海外の先進事例や先進組織の持つ知見を学ぶとともに、国内において、eポートフォリオを導入し利用されている教育実践者、業務改善や学習活動に活かされている方、システム管理運営に従事されている方等々との情報交換、交流を促進し、国内のeポートフォリオ活用の向上を目指したコミュニティの形成を図りたいと考えています。

    招待講演、基調講演に加えて、eポートフォリオを利用した教育実践、eポートフォリオを利用した職務改善ほか、教育へのICTの利活用等々を行われている皆様による実践紹介、研究講演(一般講演)も募集いたします。また、招待者、参加者との情報共有・交換を密にするためのディスカッション、ラウンドテーブルや、ワークショップも企画、検討しています。多数の皆様のご参加いただき、皆様と活発な意見交換ができることを楽しみにいたしております。

    (注)本セミナーでの使用言語は日本語及び英語です。

    日時:

    • 2014年3月7日(金)~ 8日 (土)

    会場:

    • 熊本大学 くすの木会館レセプションルーム (地図No.14)

    招待講演者紹介:

    Judit Török (Ph.D.)氏

    Co-Director - Making Connections National Resource Center, LaGuardia Community College

    Judit Török先生は、現在、ニューヨーク ラガーディアコミュニティカレッジの MCNRC(Making Connections National Resource Center) の副センター長を務められ、米国の高等教育機関におけるeポートフォリオの活用、実践的ノウハウの共有とそのマネージメントに従事されています。ラガーディアコミュニティカレッジは、学習者の自己効力感を高めるeポートフォリオ活用において、非常に高い評価を受けており、Török先生は、教育担当副学長の指揮の元で、同校のeポートフォリオ実践のための教職員、学生への指導及び、同校のeポートフォリオ利用戦略も手がけておられます。

    MCNRC http://mcnrc.org/
    LaGurdia CC ePortfolio http://eportfolio.lagcc.cuny.edu/about/
    Catalyst For Learning: ePortfolio Resources & Research http://c2l.mcnrc.org/

    Marc Zaldivar (Ph.D.)氏

    Director for ePortfolio Initiatives, Virginia Tech (Virginia Polytechnic Institute and State University)

    Teggin Summers (Ph.D.)氏

    Associate Director for ePortfolio Initiatives, Virginia Tech

    Marc Zaldivar氏は、バージニア工科大学のeポートフォリオ機構の機構長、Teggin Summers氏は同組織の副機構長であり、同校のeポートフォリオ活用戦略の策定や、システム開発、eポートフォリオを活用した教育実践のための教育改善活動において中心的な役割を担っておられます。
    バージニア工科大学では、eポートフォリオ(OSP: Open Source Portfolioがベース)とは、「Learning + Skills + Achievements = ePortfolio」であると謳い、学習活動だけでなく、学生の様々な活動に結びつけた利用を促進しています。とりわけ、Pathway to Successと名付けられた大学初年次教育プログラムにおけるeポートフォリオ利用は高い評価を受けています。

    ePortfolio Initiatives at Virginia Tech http://eportfolio.vt.edu/
    Pathway to success http://www.fye.vt.edu/

    古澤修一 (Ph.D.)氏

    広島大学 教育・国際室 副理事(教育改革担当) 教授

    古澤先生は、広島大学大学院 生物圏科学研究科 生物機能開発学専攻 分子生命開発学講座教授であり、同校の教育・国際室 副理事(教育改革担当)も兼任されています。古澤先生は、所属研究科におけるラーニング/アカデミックポートフォリオ開発の企画・設計をリードされ、成功裏の実践を継続されている傍ら、同校の副理事として、教育の情報化、到達目標型カリキュラムの推進など、質保証されかつ魅力ある教育提供を積極的に押し進められておられる先生です。

    プログラム:

    3月7日(金)
    13:30-14:40

    招待講演1 (Judit Török 氏 NY LaGurdiaCC)
    ePortfolio Strategies: Lessons Learned from the Connect to Learning Project

    資料(PDF3MB) 講演動画(63分)

    14:50-16:00 招待講演2 (古澤修一 氏 広島大学)
    広島大学における教育の内部質保証システムとeラーニングポートフォリオ
    16:10-17:10 一般講演1
    16:10-16:40 平岡斉士 氏 (京都大学)
    16:40-17:10

    宮崎誠 氏 (法政大学)
    学生の内発的動機づけに着目したeポートフォリオ展開

    18:30-21:00 情報交換会
    プリマヴェーラ
    熊本市中央区南坪井町1-10 ラ・レジェンダ並木坂1F (096-351-6317) 地図
    3月8日(土)
    09:30-10:30 一般講演2
    09:30-10:00

    鈴木雄清 氏 (志學館大学)
    大学の教育目標を基軸とした振り返りを支援するeポートフォリオの開発

    10:00-10:30

    金井裕美子 氏 (広島大学)
    広島大学博士課程教育リーディングプログラムにおけるeポートフォリオの活用

    10:40-11:50

    招待講演3 (Marc Zaldivar氏、Teggin Summers氏 Virgina Tech)
    Active Technologies for Engaged Learning:
    Leveraging ePortfolios for Learning, Assessment, and Professional Development

    資料(PDF21MB) 講演動画(61分)

    13:30-14:20 企画セッション (Janice Smith 氏によるワークショップ)
    Literacy Skills for ePortfolio Success
    14:30-15:00 ラウンドテーブル(ゲストの先生方とご来場の皆様を交えたQA、意見交換会)

    ※ 2日目(3/8)の一般講演2の開始時間を09:30からに変更しました。

    一般講演の募集 (2/24(月) 12:00am 〆切) 

    一般講演として、皆様の組織において導入されているシステムのご紹介や活用事例、自身のポートフォリオ利用法の紹介などをいただければと考えております。

    それらに関する情報共有は、現在導入を検討している参加者にとって有用なだけでなく、より良い運用を検討し、自組織の改善につなげて行きたいと考えている参加者にとっても、必ず有用なものになると考えます。本セミナーを活用して、皆様とポートフォリオ利用/学習/教育提供に関するナレッジの共有を図りたいと考えます。

    ※ 一般講演をお申し込みいただいた皆様には、お申し込み後に、実施事務局より、講演時間ほかに関する詳細なご連絡を〆切日後にいたします。

    ご参加ありがとうございました。